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牛乳は有害?:2

 はじめに……前回の記事をお読みでない方は、先に「牛乳は有害?」をお読み下さい。

 「大便」とは「食べ物のカス」ではありません。食べ物のカスも含まれていますが「大便=食べ物のカス」ではないのです。
 食べ物のカスが大便に占める割合は約1/3程度です。残りの約1/3が、はがれた腸壁、残る約1/3は腸内細菌の死骸です。だから、食べ物を食べない赤ちゃんでもウンチをするんです。もし「大便=食べ物のカス」なら、赤ちゃんがウンチをするはずはありませんね。

 赤ちゃんの大便は、大人とは違って腐敗臭より甘酸っぱいニオイの方が強いと言います。これは、赤ちゃんの腸内にはビフィズス菌を始めとする善玉菌が多いからで、ヨーグルトと同じような「発酵」が腸内で起こっているためです。赤ちゃんの腸内に棲むビフィズス菌は腸内細菌の約95%を占めるのに対し、大人は約20%。老齢になると、さらに減っていくそうです。
 ちなみに、黒っぽくネバネバしたコールタール状の新生児の最初の大便は、胎便とかカニババと呼ばれ、胎内での老廃物だと言われていますが、先に書いたように、大便の約1/3は、はがれた腸壁、約1/3が腸内細菌の死骸です。生まれて直ぐの赤ちゃんの腸内は無菌ですが、最初に腸内に現れるのは大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌なので黒色便になると考えられています(大便の黄色い色は、脂肪を消化吸収するために分泌される「胆汁」に含まれるビリルビンが腸内細菌によって変換されたものの色なので、腸内細菌叢の状態によって大便の色は変わります)。
 生後3~4日で善玉菌が現れ、それに伴って悪玉菌が減ってきますので、大便の色は黄色っぽくなるのです。

 暑い時期は食べ物が腐りやすいですね。人間の深部体温は37度ほどなので、体内温度は24時間、年中無休で外気温より高いと言って差し支えありません。言わば、人体は「冷蔵庫」ならぬ「温蔵庫」なのです。
 しかも、消化管の中は、栄養分や湿気もあり、空気もない……まさに細菌天国です。そこにウェルシュ菌や大腸菌をはじめとする悪玉菌がウヨウヨいれば、当然、腸内で腐敗が起こります。それらは病原性のものではないとはいえ、腐敗性菌だからです。そこに、ヨーグルトを作るような発酵性菌が多ければ「腐敗」ではなく「発酵」に傾きます。赤ちゃんの腸には善玉菌が多いので発酵が起こり、甘酸っぱいニオイが強くなるのです。
 「便秘」とは温蔵庫の中に大便を入れたまま放置しているようなものです……想像してみて下さい……家の中に「温蔵庫」という、見た目が冷蔵庫のような機械があって、その中に大便が入っているのを……3日間の便秘と仮定して……3日後に温蔵庫を開けてみる……おぞましいですね……。

 生まれた直後の赤ちゃんの腸内は無菌です。でも、数日経つと、様々な菌の存在が認められるようになります。この菌が、どこからくるのか、よく分かっていません。
 「産道を通って生まれてくる時、口から入る」というのが一般的な説ですが、それでは帝王切開で生まれた赤ちゃんは、どうなるのでしょうか?。帝王切開で生まれた赤ちゃんの腸内には細菌はいないのでしょうか?。大気中の菌や、接触によって菌が入り込む可能性も考えられますが、腸内細菌の多くは酸素を嫌う「嫌気性菌」なので、「ありえない」とは言いませんが、説得力に欠ける気がします。
 「母乳に含まれる乳酸菌由来だ(「乳房表面の皮膚」ではなく「乳房」に存在する)」という話もありますが、それでは「体内に菌が存在する」ことになってしまいます。基本的に、体内は無菌と考えられており(腸内は口から肛門まで外界につながる「体外」です)、体内に菌が侵入すれば、それは「免疫」によって排除されるはずなので「母乳に含まれる」というのは一般的な説ではないようです(水痘[水疱瘡=みずぼうそう]や結核などの菌・ウイルスは、例外的に休眠状態で体内に潜伏し続けますが、それらは人体に害をなすための「感染」という過程を経たものであり、それらのケースをもって「乳酸菌が体内に存在しうる」とするには無理があると思います)。
 とはいえ、赤ちゃんの腸内細菌は、どこかから腸内にやってくるはずなので、可能性としては捨てきれないと思いますが……。

 「乳酸菌(ビフィズス菌をはじめとする「糖を分解して乳酸をつくる細菌」の総称で、「乳」という文字を冠していますが「乳に棲む菌」という意味ではありません)」と一口に言いますが、人間の腸内に棲む乳酸菌(腸管系乳酸菌)と、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は別種です。メチニコフの「ヨーグルト不老長寿説」が否定されたのも、このためで、体外の乳酸菌は腸内に棲むことは出来ないのです(本来「腸内」は「体外」ですが、ここでは便宜的に「体内」とします)。
 ちなみに「乳酸菌には植物性も動物性もなく、漬物など、植物発酵の中で存在するラブレ菌は乳製品や動物の腸管にも棲んでおり『植物性』『動物性』と区分けできるものではない」という話もありますが、これは誤解のようです。乳糖のみを利用できる菌を「動物性乳酸菌」と呼び、ブドウ糖や果糖、蔗糖、麦芽糖など、様々な糖をエサにして増える菌を「植物性乳酸菌」と呼んでいるのであって、「動物性乳酸菌」「植物性乳酸菌」という言葉は「生存環境による区分」ではなく「菌の性質による区分」なので、様々な糖を利用できる植物性乳酸菌は、エサの少ない動物性乳酸菌より多くの場所に生息できます。当然、動物の腸内にも棲むことが出来るのです。
 また、植物性乳酸菌は動物性乳酸菌に比べて、栄養の少ない環境や塩分濃度の高い環境など、過酷な環境でも生存できる強さを持っており、様々な微生物と共存しやすいという性質を持っているので、動物性乳酸菌より優れていると言うことが出来るでしょう(植物性乳酸菌は乳糖をエサにする能力はないようです)。

 さらに、乳児期に腸内に棲んでいるビフィズス菌と、大人の腸内にいるビフィズス菌は別種だそうですが(離乳期に大人型に代わるそうです)、これがどこから来て、いかにして交代するのかなどについても、充分な説明はなされていないようです。
 ちなみに、乳酸菌が生み出す「乳酸」と、筋肉中に発生する「疲労物質」と呼ばれる「乳酸」は同じものであり、乳酸菌が生み出す乳酸は腸で良い働きをし、筋肉中で生まれる乳酸は「疲労物質」として悪い働きをすると思われてきましたが、近年の研究で、筋肉中で生まれる乳酸は「疲労物質」ではなく「疲労回復物質」であることが判明しています。

 身体に棲む菌を常在菌と言いますが、ある程度の年齢になると、常在菌のバランスは崩れにくくなり、外部から菌が入り込んできても排除してしまうので、なかなか定住することができません。虫歯になりにくい人がいるのは、このためです。
 虫歯は「ミュータンス菌」と呼ばれる菌によって起こりますが、口内にミュータンス菌がいない状態で常在菌バランスが定着すると、外部からミュータンス菌が入り込んでも定住できないので、虫歯になりにくいのです。
 先に書いた通り、体内の腸内細菌と、腸内に棲む腸管系乳酸菌は別種であり(本来、腸内は体外ですが便宜的に腸内を体内としています)、腸内には腸内細菌叢が定着しているので、ヨーグルトやサプリメントでビフィズス菌などを摂っても腸内で定着できず、数日で排出されてしまいます。だから、ヨーグルトは「毎日食べましょう」と言うんです。大量に摂って、常在菌バランスが変わり、善玉菌が一気に優勢になれば毎日摂る必要はないのですが、そういうことはないのです。
 元々、人間の腸内に棲む乳酸菌(腸管系乳酸菌)と、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は別種ですが、最近はヒト腸内菌叢由来の乳酸菌によるヨーグルトや整腸剤なども市販されるようになっています。でも、体外から摂取した乳酸菌の大部分は胃酸で死んでしまいますし、届いたとしても腸内菌叢のバランスが急激に変わることは、やはり考えにくいと思います。
 体外から摂取した乳酸菌の大部分は胃酸で死んでしまうとは言え、死菌になっても、菌体成分や、菌による産生物などには、腸内の善玉菌を増やしたり、免疫を活性化するなどの有益な作用が認められているので、摂取することに意味がない訳ではありません。但し、私は、善玉菌を増やすためとは言え、ヨーグルトばかりを摂ることはオススメしません。ぬか漬など、和食に取り入れやすい植物性乳酸菌を摂ることが望ましいと思います。

 欧米人が日本人よりも多く分泌するという「乳糖分解酵素」が分泌されるのは小腸です。つまり、乳糖は小腸で分解されるのです。牛乳を飲んだ日本人が、乳糖不耐症で「お腹がゴロゴロする」というのは、小腸で分解されなかった乳糖が大腸まで運ばれて、大腸で「排出しよう」という働きが起こるからです。分解できなかった乳糖は人体には異物なのです。
 でも、乳糖不耐症の人でも、牛乳を摂り続けていると耐性が出来てきます。ここに赤ちゃんの腸内にビフィズス菌を始めとする善玉菌が多い理由があります。
 赤ちゃんの食事の全ては「乳」です。この乳に含まれる乳糖がビフィズス菌を始めとする善玉菌を増やすのです。つまり「乳分解酵素を分泌している赤ちゃん」でも乳糖は分解しにくい物質だから、小腸で分解されず、大腸に届いて善玉菌を増やすのです。「日本人には乳糖を分解する酵素が少ないから、日本人に乳は向かない」という理屈では「ヒトの赤ちゃんは生まれた時から乳は向かない」ということにならないでしょうか?(ちなみに、牛乳に含まれる乳糖は、ヒトの母乳の約2/3です。母乳栄養児も人工栄養児もビフィズス菌が最優勢菌であることには変わりありませんが、母乳栄養児に比べて少なく、人工栄養児の腸内細菌叢では、大腸菌などの雑菌が多いそうです)。
 乳は消化・吸収しにくい物質だからこそ、赤ちゃんの体内では、乳は「凝乳酵素」によって一度固められて、ゆっくりと吸収されます。それが、赤ちゃんがゲップした時に吐く乳の塊の正体です。赤ちゃんの食事は母乳だけなので乳糖を多く摂取している……ビフィズス菌をはじめとする善玉菌が多いのは当然なのです。
 離乳期になり、乳を飲まなくなると、乳糖の摂取量が減るので、ビフィズス菌をはじめとする腸内の善玉菌、乳糖を分解する菌が減りやすくなり、乳が消化しにくくなると同時に、悪玉菌が増えやすい環境になるのです。

 前回の記事の「牛乳は牛の子供を育てるための組成(ホルモンや免疫物質など)になっているのでヒトには向かない」という項目について補足します。
 牛乳をつくるのはメスの牛なので、当然、女性ホルモンが多く含まれています。そのホルモンによって「女性化するのではないか?」という話があります。
 基本的に、食物の成分の大部分を吸収するのは小腸です。乳糖のように、小腸で分解されなかったものが大腸の細菌によって分解され、大腸で吸収されることはありますが、大腸は水分・塩分の吸収する働きが主で、栄養分を吸収する働きのほとんどは小腸が担っているのです。

 ホルモンは、大別すると、タンパク質系とステロイド系に分けられるのですが、タンパク質系のホルモンは、肉などのタンパク質と同じように、消化液で分解され、バラバラになってしまうので、摂っても影響はありません。
 それに対して、ステロイド系のホルモンは、消化の影響を受けないので分解されません。
 消化管から吸収されたものは門脈(肝門脈)を通って肝臓へ運ばれます。肝臓は「人体の化学工場」と呼ばれる臓器で、体内のホルモンも肝臓で分解・処理されています。つまり、女性ホルモンが小腸で吸収されても、全身を回る前に、消化管と門脈(肝門脈)で直結している肝臓で分解・処理されてしまうので(初回通過効果)、牛乳に女性ホルモンが含まれているからといって、それによって女性化が起こるというのは考えにくいと思います(甲状腺ホルモンと副腎皮質ホルモン以外のホルモンは経口摂取されても影響は殆どありません)。

 では「女性ホルモン様の働きをする大豆イソフラボンは更年期障害に効く」と言われたりするのは何故でしょうか?。
 「大豆イソフラボン」が体内で女性ホルモンのように働くのは、大豆イソフラボンが「ホルモンそのもの」ではなく「誘導体」であるからです。女性なら、化粧水などに「ビタミンC誘導体」と書かれているのを見たことがないでしょうか?。これは「ビタミンC誘導体」であって「ビタミンCそのもの」ではありません。
 ビタミンCは「美白成分」などと言われますが、肌に塗っても吸収されません。分子が大き過ぎて肌から吸収できないからです。「○○誘導体」は体内に吸収されて体内で○○と同じように働けるもののことです。ビタミンC誘導体は体内に吸収されてから、ビタミンCのような働きをする物質のことなのです。
 同じように、口から摂ったホルモンは、消化管で消化・分解されてしまうのですが、大豆イソフラボンは「誘導体」なので、体内で「女性ホルモン様」の働きをすることが出来るのです。

 では、環境ホルモンが「オスをメス化する」と言われるのは何故なのでしょうか?。
 ホルモンには天然型と合成型があります。消化管から吸収されたホルモンが体内に入ると、すぐに肝臓で分解・処理されるのと同じように、注射した場合でも、天然型のホルモンは、すぐに分解・処理されてしまいます。そのため、ホルモン剤として投与されるホルモンは合成型が用いられます。合成型は、肝臓で無効化されにくくしたり、分解されにくいように作られているのです(経口摂取では、ホルモンそのものではなく、誘導体が投与されたりするようです)。
 ホルモン剤として投与するにも、このような工夫が必要なのですから、牛乳に含まれる程度の女性ホルモンを摂取したからといって、体内で女性ホルモン活性を示すとは考えにくいのです。消化・吸収という過程を経る以上、口から摂取したものが、そのまま体内で活性化する訳ではないのです。
 余談ですが、植物エストロゲンは代謝されやすく、蓄積されにくいと言われているものの、大豆イソフラボンなど、大量摂取での害が報告されています。現代はサプリメントで、通常、有り得ない量を摂取することが可能になっているので、それらを利用する際には、充分な注意が必要です(特に妊婦・授乳育児中の女性は合成ホルモン、植物ホルモンの摂取には注意が必要)。 

 最後は免疫についてです。牛乳と免疫について語る時、論点になるのは「牛乳より母乳の方が有益である」か「牛乳を飲んだ時の免疫反応(アレルギー)」のどちらかだと思います。
 まず「牛乳より母乳の方が有益である」という説についてですが、これに異論がある人はいないと思います。私も、それに異論はなく、ここで語るつもりはありません。
 次に「牛乳を飲んだ時の免疫反応(アレルギー)」についてですが、アレルギーについて問題になるのは「異種タンパク質」だと思います。確かに、乳児の場合、腸壁の未熟さ故に透過性が高いため、大きな物質でも腸壁を通してしまうので、牛の乳汁に含まれるタンパク質は、いわゆる異種タンパク質として食物アレルギーの原因になりやすく、米国小児科学会が「生後1年間は牛乳を与えないように」としている通りですが、これは腸壁の未熟さ故に起こる問題であり、通常、大人では問題ありません。

 ですから、ここでは母乳と赤ちゃんを通して「乳汁と免疫」について考えたいと思います。
 乳汁は「赤血球が取り除かれた脂肪豊富な血液」です。つまり、ほとんど血液と変わりないので、免疫物質が豊富に含まれています。当然、人間の乳汁は人間の血液に必要な免疫組成に近く、牛の乳汁である牛乳は牛の血液に必要な組成に近い免疫組成になっているので、「牛乳はヒトにとって有害かどうか」とは無関係に、「ヒトにとっては」母乳の方が優れているのは明らかなのです。ですから、ここでは、乳汁と免疫が、いかに関わっているかを考えたいと思います。

 免疫と言えば、胸腺や脾臓を中心とする全身系免疫をイメージしがちですが、人体の免疫の約7割は消化管を中心とする粘膜系免疫であり、人体の免疫の約6割が腸管に存在します(残りの約1割は目、鼻、肺、胃など。また、胸腺の機能は20歳前後をピークにして低下し、加齢と共に粘膜免疫への依存度が高くなります)。そもそも、外界に接しているのは皮膚・粘膜であり、菌の侵入は皮膚よりも粘膜の方が容易なことは想像に難くありませんね。当然、免疫細胞は菌が侵入しやすい粘膜周りを守っているのです。
 小腸の粘膜には「パイエル板(腸管免疫の主役)」という組織があり、IgAという抗体(免疫グロブリン)を分泌して微生物の侵入を防いでいます(人体の抗体の60%は腸管で作られているそうです)。IgAは血液中や粘膜分泌液(目、鼻、肺、消化管)だけでなく、母乳中にも存在するので、授乳によって赤ちゃんの腸内にIgAが届くと、抵抗力(能動免疫)の弱い赤ちゃんの免疫力を補えるのです(受動免疫。IgAは酸による変性や、分解酵素「ペプシン」など、消化の影響を殆ど受けずに腸に届きます)。
 生後半年までの赤ちゃんの血中にあるIgGという抗体量は成人と変わりません。これは胎盤を通して、お母さんからIgG抗体を受け取っていたからです(IgGは胎盤を通して胎児に移行する唯一の「移行抗体」です)。ところが、IgAは分子が大きいので胎盤を通過できない上、赤ちゃんはIgAの産生能力が低いので、母乳を通じて供給を受けることによって、免疫力が高まるのです(特に「初乳」と呼ばれる分娩後数日間の乳汁には免疫成分、生理活性物質が多いそうです。また、IgAにはアレルギーを防ぐ働きもあります)。

 「そんなに乳汁は免疫に貢献しているのか……それなら牛乳のIgAがヒトの免疫として機能するといいな」と思いませんか?。
 自然免疫成分と言えるリゾチームやラクトフェリンなどの成分は、問題なく人体で作用すると考えて良いでしょう。
 そして、ここまで見てきた「獲得免疫」である「抗体(免疫グロブリン)」についても、その構造はヒトとヒト以外の哺乳類で大きく違わないので、ヒトとウシという異種間での受動免疫は成立するようです。同じ抗体(免疫グロブリン)とはいえ、アミノ酸配列が違うので、その違いによってアレルゲンとなる可能性は否定しきれないのですが、これも異種タンパク質の問題と同じで、通常、問題になることはありません。
 そう簡単に食物で免疫反応が起こるなら(能動免疫が成立するなら)、ワクチン(日本脳炎やインフルエンザなど)投与は、注射ではなく、とっくに経口投与になっているはずです。口から入ったものには「免疫寛容」という機能が働くので、口から入ったものには免疫反応は起こりにくいのです。免疫とは「自己」と「非自己」を認識し「非自己を攻撃する働き」ですが、口から入ってきたニンジンが非自己だからといって、いちいち免疫反応が起こらないのは、そのためです。
 乳汁は「赤血球が取り除かれた、脂肪豊富な血液」でしたね?。異種タンパク質や血液(免疫成分)をたっぷり含んだ肉、牛刺しや馬刺しを食べて問題が起こる人が、どれほどいるかを考えてみて下さい。牛乳が有害だという話は疑わしいと思います。

 このブログの内容は、将来、私自身(兵庫県在住)が兵庫県内に開業予定の整体院のホムペに掲載する予定です(加筆・修正の可能性あり)。同じ内容の記事が載ったホムペを見つけても盗用ではありません(笑)。

 次回の更新は年明け以降になります(時期未定。早くて1月末でしょう)。


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  1. 2007/11/27(火) 00:03:29|
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