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玄米食

 「日本人は昔から玄米を食べてきたんだ。伝統食が日本人の身体に合っている」って、よく聞きますよね。
 でも、精白された米を食べるようになったのは江戸の元禄時代以後だと言われてきましたが、昔の日本人は玄米のままではなく、胚芽米程度にして食べていたという話もあります。本当かどうかは知りませんが。
 「でも、玄米って身体にいいらしいから、別にいいんじゃない?」って声が聞こえてきそうです。
 でも、実は、玄米にはフィチン酸(現在はIP6と呼ばれているようです)という成分が含まれていて、このフィチン酸がミネラルの吸収を阻害するんです。
 フィチンにはキレート作用があり、鉄や亜鉛、カルシウムといった成分と結合し、吸収されにくい形にして排泄してしまうので、玄米食を長期間続けると、貧血になったり骨粗鬆症になったりする可能性があります。
 以前、「玄米を食べるとカルシウム不足になると聞いたのですが本当ですか?」という視聴者の疑問にテレビで答えているシーンがありました。この質問に答えたのが、自然食の大家として知られる某医学博士でした。
 その医師の指導の下、玄米を常食している人に採血を行って、血中カルシウム量が測定されたところ、その結果は正常でした。そして、その医師は「このように、玄米を食べ続けてもカルシウム不足にはなりません」と言いました。
 でも、血液中のカルシウムが不足すると大変なことになります。筋肉もカルシウムで動いているからです(心臓の筋肉もです)。カルシウムが不足するのは血液ではなく骨なのです。骨が弱くなっても、すぐには死にませんが、心臓の筋肉が動かなくなれば、人間はすぐに死んでしまいますからね。
 血液中のカルシウムが足りなくなると、骨の中のカルシウムを溶かして血液中に流します。骨も新陳代謝で新しく生まれ変わっているからです(砕骨[はこつ]細胞が骨を壊し、骨芽[こつが]細胞が骨をつくっている)。
 骨の中のカルシウムを溶かして血中に流す作用は、細かいコントロールが利くものではないので、骨を多く溶かし過ぎて、血中のカルシウム量が正常よりも多くなることすらあります。「口から摂取するカルシウム量は少ないのに」です。
 一方で、玄米を食べても鉄分不足にならない人がいるのも事実のようです。これに対しては、腸内の細菌が吸収しやすい形に戻しているのではないかといった説もありますが、それは仮説でしかありません。昔の日本人が玄米を食べていたとすれば、フィチンのキレート作用を無効にしたり、フィチンのキレート作用を解いてしまう何らかの働きがあるのかも知れませんが、玄米を食べてカルシウム不足、鉄分不足になっている現代人がいるのも確かです。
 そういう腸内細菌がいるとしても、その腸内細菌が全ての人の腸内にいるとは限りませんし、いたとしても、必ずこの腸内細菌が、そのように働くとは限りません。自分の腸内を調べたことありますか?。ないですよね?。
 先に「昔の日本人は玄米のままではなく、胚芽米程度にして食べていた」という話を書きましたが、実際のところ、事実なのかどうかは分かりません。昔の日本人は玄米を食べていたから健康だったかも知れません。
 でも、現代の日本人が玄米を食べ続けて鉄分不足などになっているケースがあるのも事実です。仮に、昔の日本人が玄米を食べていたとしたら、昔の人と、現代人の身体や腸内細菌に何らかの変化が起きている可能性だってあるかも知れません。食生活が急激に欧米化したんですから、腸内で食物を待っている腸内細菌が変わっていても不思議ではありません。
 たまに玄米を食べるのはいいと思います。そのキレート作用によって有害物質も体外に出してくれるからです。いわゆるデトックス効果ですね。
 他にも、ホウレン草や紅茶などに含まれるシュウ酸にもキレート作用があります。このシュウ酸もカルシウムなどと結合して吸収されにくい形にしてしまうのですが、その他にも、シュウ酸は腎臓などでカルシウムと結合すると結石を作ってしまいます。
 逆に言えば、シュウ酸による結石を防ぐには、同時にミネラルを摂り、吸収されない形にして出してしまえばいいので、紅茶にはミルクを入れ(別の理由でレモンでも可)、ミルクの中のカルシウムとシュウ酸を結合させれば結石の危険性を減らせることが出来ます(コーヒーフレッシュなど、植物由来の「ミルクもどき」では、ミルクのような効果は得られませんので御注意を)。
 話がズレてしまいましたが、玄米食を長期間続けるのは、やめた方がいいです。既に、鉄分不足や骨粗鬆症などの症状を抱えている人の場合は特に・・・・。

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