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腹式呼吸・丹田







 「Google Video(上の2つ)」と「YouTube動画」を貼ってみました(笑。ブラウザのセキュリティ設定の「ActiveXの実行」と「JavaScript」を有効にしていない場合、表示されません。セキュリティレベルを変更していなければ問題ありません。「中」程度のセキュリティなら問題ないので、大抵の方は問題なく見られると思いますが、ガチガチにセキュリティを施している方は見るのを諦めるか有効にして下さい。笑)。御存知ない方のために念のため説明しておきますと、Google Video再生窓左下の再生ボタンを押すと映像&音楽が見られます(再生には「Adobe Flash Player」のVer.7以上をインストールしている必要があり、ブラウザのセキュリティ設定の「ActiveXの実行」と「JavaScript」を有効にしておく必要があります。セキュリティレベルを変更していなければ問題ありません。大抵の方は問題なく見られるのではないでしょうか?)。映像・音声をキャッシュしてから読み込みますので、通信状態によっては映像・音声が途切れ途切れになることがありますが、1度キャッシュしてしまえば再生はスムーズです(笑。リロードした場合は、その限りではない・・・・かも知れません。笑)。

 上2つのGoogle Videoのものは「超絶技巧」と呼べる演奏で、下のYouTube動画のものは、テクノとクラシックを融合させたスタイリッシュな演奏でクラシック音楽のイメージを大きく変えたマキシム(MAXIM)による「Bumble Bee(バンブル・ビー。作曲:リムスキー=コルサコフ。日本語曲名:くまんばちの飛行)」です。ちなみに、まもなく来日公演があります。あ~、マキシムのコンサート行きた~い!。4月のリベラ(↓)のコンサートには行く予定なのですが・・・・。



 生命の源「呼吸」。それだけに「呼吸は大事」と言われ、方法としての様々な「呼吸法」が提唱されています。
 胸式呼吸、腹式呼吸、胸腹式呼吸、逆式呼吸、完全呼吸、自然呼吸、横隔膜呼吸、丹田呼吸etc・・・・。他にも色々な方法があるようですし、名称が同じでも、やり方が違うことも少なくないようです。

 「呼吸法を大別すると胸式呼吸と腹式呼吸の2つ」だと書いても異論はないでしょう。そして、基本的に、全ての呼吸法は、この2つの呼吸法の「どちらかのやり方を規定したもの」か「組み合わせたもの」と呼んで良いと思います。
 そして「胸式呼吸よりも腹式呼吸の方が望ましい」というのが共通した意見だと思います。しかし、呼吸法を押しなべて見てみると「やり方の規定」はあるのですが「呼吸法の定義」として確立されたものはありません。
 「腹式呼吸って何?」と訊ねたら、腹式呼吸を実践している人でも「お腹を膨らませながら息を吸って、お腹をへこませながら息を吐くようにして呼吸するんだ」といった返答しか返ってこないでしょう。では、呼吸は肺で行っているのに、何故、腹部が膨らむのでしょうか?。
 肺の下部にある横隔膜が押し下げられることによって腹圧が上がり、腹部が膨らむのですが、横隔膜がきれいに押し下げられたのなら「肺より下の胴体部分が全体的に膨らむ」のではなく、身体の前部である「腹部」だけが膨らむのは何故でしょうか?。横隔膜が押し下げられ、腹圧が上がることによって膨らむのであれば、身体の前部だけでなく、四方八方に膨らまなければならないはずです。
 もちろん、腰部は腹部より固いので膨らみにくいのは確かですが、腹式呼吸を行っている人のほとんどは、腹部しか膨らんでいません。これは「意識的に操作された呼吸」であり、自然な呼吸とは呼べません。
 「腹式呼吸が身体にいいことは科学的に立証されている」というかも知れません。でも、その根拠となるものは「腹式呼吸をするとリラックスしてアルファ波が出る」といったものだと思いますが、それは腹式呼吸そのものの効果というより「ゆったりと呼吸する」ことによる効果だと思います。

 腹式呼吸は、しっかりと胸(肺)で呼吸できた結果に起こるものだと考えます。肺だけでは上手く呼吸できないので「腹部の助けを借りて呼吸を深めよう」として呼吸を操作するのが、ほとんどの腹式呼吸と言って良いでしょう(実際「腹部を膨らませることで横隔膜が下がり胸腔が拡がる」と主張している人達もいます)。
 それは「腹式呼吸が胸式呼吸より優れている」のではなく「胸式呼吸の不足を腹式呼吸によって補おう」としているに過ぎません。
 それは武道の達人などが行う「腹式呼吸」とは似て非なるものです。 高度に完成された身体を持つ人達は、十全な胸式呼吸が出来た上で、さらなる呼吸の深化として腹式呼吸を行っているのであって、普通の人が、その真似をしたからといって身体が高度化される訳ではありません。
 武道の達人などが腹式呼吸の良さを説いたところで、普通の人に真似できるものではないのです。
 むしろ、間違った呼吸を行うことで気功法やヨガなどで「偏差」と呼ばれる身体の偏重を起こしたり「脳溢血を起こしやすい」などとも言われています。
 また、意識的な呼吸の操作では力みが出やすいので、力みに注意することが大切です。特に「腹部は鳩尾(みぞおち)」が固くなってはならないと言われていますが、呼吸を「呼吸法」として努力して行おうとすると力んでしまって固くなりやすいのです。

 理想的な腹部を語るのに欠かせないのは丹田(下丹田)だと思います。腹式呼吸では鳩尾(みぞおち)が緩んだまま下腹部(丹田)が充実するのが理想とされているのです(「上腹部の力は抜いたまま下腹部に力を入れる」という方もいますが「力を入れる」のではなく「充実させる」というのが適当ではないかと思います)。某整体では「上腹部は息を吸った時も吐いた時も『虚』が良く、中腹部は息を吸った時は『実』、息を吐いた時は『虚』が良く、下腹部は息を吸った時も吐いた時も『実』が良いなどとも言われています。

 丹田は物質的な臓器などではありませんが、下腹部に存在すると言われています。物質的には存在しないけれども「実質的に存在する」といわれる「丹田」とは、一体何なのでしょうか?。
 これも「実質的に存在する」と言われながらも明確な定義はありません。最も明確に丹田を定義したのは肥田春充翁でしょうが、某高名武術家(古流剣術家)は「丹田を学んできた人は下腹で力むので豪快に吹っ飛ぶ(注:投げた時)」「健康法で言う丹田と武術で言う丹田は違っているように思われる」などと仰っています。
 また、古来より、日本では、下腹部が発達して膨らんだ腹が理想的な腹だとして「ひさご腹(仏像のお腹をイメージして下さい)」と呼ばれてきた一方で、逆に「下腹部(丹田)は引き締まっている方が良い」とする日本発祥の整体理論などもあります。
 「実質的に存在する」としているにも関わらず、何故、その主張は、これほど違うのでしょうか?。
 面白いのは「丹田とは小腸である」と主張している人や、丹田が「存在するもの」としてではなく「丹田が存在しない人も多い」という主張をしている人がいるということです。
 ここに大きなヒントがあるような気がします。丹田とは「実質的存在」というより「機能的存在」なのではないでしょうか?。機能としてハッキリと働いているのを感じる人達には、それは「実質的存在」として感じられるのでしょう。
 「丹田が存在しない人も多い」という、ある人の主張を聞くと「『丹田』とは『気』であり、気が上がってしまうと『丹田』はなくなる」と言っています。
 この「気」とは「血液」「重心」と言い替えることも出来るのではないでしょうか?。重心が上がると不安定になるので武術的に良い訳がありませんし、血液が上がって内臓の血液が少なくなれば身体に良い訳がありません(「不安定さ」をウリにしている武術もありますが、それは「身体の安定」を確保した上での「不安定」であり、自分の身体も保てない「不安定」ではありません。それは「安定の余力によって発揮される不安定」です。「充分に安定が確保されている」からこそ不安定な状態でも動けるのです)。
 つまり、健康法的な「丹田」は機敏に動き回ることを前提とした機能を必要としないので、安定的に内臓に血液を供給する機能を持った「静的な丹田」が求められ(武術的には「居着く」と呼ばれ、忌み嫌われる)、武術的な「丹田」は機敏に動いても重心を安定させ続ける機能を持った「動的な丹田」が求められるのだと思います。
 下腹部が充実していればいるほど「丹田」の機能は明確化され、実質的な存在として感じられるのだと思います。健康法的な丹田と武術的な丹田には「優劣」があるというより「用途の違い」があると言って良いのではないでしょうか?。そして「力み」で「つくられた丹田」は、力があるので鍛えていない丹田より強いかも知れませんが、力みによって固定されているので、レベルの高い武術家に投げられた時には「豪快に吹っ飛ぶ」ことになるのでしょう。
 丹田は「実質的に存在する」というより「機能を持たせるべき部位」ということなのだと思います。

 「機能を持たせるべき部位」と言っても、身体の状態によって「丹田の出来やすさ」は全く違うので、努力しても、なかなか丹田が出来ないということも有り得ます。
 例えば、私の場合、右腹の内圧が低く、左腹の内圧が高いので右腹よりも左腹に力が入りやすく、力が左に寄ってしまって中心にきません(同じお腹なら「内圧は右も左も同じじゃないか?」と思われるかも知れませんが、結構違うのです)。また、筋肉は、緊張している部分があると、その部分を中心に緊張しやすいということも「努力して丹田をつくる」ことを難しくします。例えば、私の場合、横隔膜や胃の緊張が強いので、腹部に力を入れようとすると上腹部に力が入りやすいのです。
 現代の日本人は胃や横隔膜、その周囲が緊張している人が多いので、下腹部が充実するということは、現代日本人には、まさに理想的であると言えます。ただ、書いたように、力で丹田をつくるのは意外と難しいのです。努力して「丹田をつくろう」とすることで身体にひずみを起こすこともあるので「丹田をつくろう」とするのであれば「努力」せずに「気楽に」やって欲しいと思います(「力を入れる意識」ではなく「充実させる意識」で行って下さい)。

 また、呼吸といえば「吐くことが大事」「吐かないと吸えないので、まずは吐きましょう」と言われますが、これにも問題があります。
 確かに、高度に身体を作り上げていくには「吐く」ことが極意となるのでしょうが、これも「高度な身体の持ち主」であることが前提で、普通の人達にとっては「吸わないと吐けない」のです。それは「食べていない人は嘔吐できない」というのに似ています。 
 「吐き気がするのに吐けない」時、胃に何か入れてやれば、それを切っ掛けにして吐けるのと同じように「吸えれば吐ける」のです。
 「胸郭が固くて吸えない人」は吐けるでしょうか?。「胸郭が固い」ということは「胸郭が緊張して動きにくい」ということです。緊張して動きにくいために吸うことが出来ず、吐くことも出来ないのです。
 柔軟な胸郭があってこそ吸え、吸えるから吐くことが出来るのです。高度な身体の持ち主たちは十全に吸えるので、充分に吐き出すことができます。充分に吐くことが出来るので、さらに吸うことができるのだと思います。
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  1. 2007/02/24(土) 00:08:32|
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